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さようならの世界

 男には物心ついたときから両親がいなかった。家族もまたいなかった。与えられた場所は古い孤児院の片隅で、まだ少年と呼ばれる彼は常に腹を空かせていた。当然だが与えられる愛情もなく、その小さな両手は温もりというものをを全くと言っていいほど知らなかった。小さな小さな爪の間は何時も何かで黒く汚れていた。

 少年が青年と呼ばれるようになった頃、彼は孤児院を飛び出した。行くあてなどなかったが、とにかく逃げ出したかったのだ。何からだろうか。恐らく全てからだろう。寮母たちの罵声も意地の悪い年長者たちの嘲笑も幼子たちの悲鳴のような泣き声も、何もかもが嫌だった。うんざりしていた。
 幸いと言っていいのかその頃には町の細々とした悪事を働く連中とはすでに顔馴染みになっていたので話は早かった。ずぶずぶとまるで泥沼に落ちるように。窃盗、強盗、賭博、恐喝、金になりそうなことだったら何でもやった。罪悪感はなかった。何時も腹を空かせ、生きるのに必死で、まるでしがみつくように生きていた孤児院の時とは違い、確かにそこにはスリルと享楽があった。
 男は生まれて初めての愉悦を感じていた。孤児院あがりの青年を誰も蔑んだりしなかった。仲間の連中はみな似たりよったりだった。麻薬中毒者の父親、アルコール依存の母親、マフィアに指を落された兄、妹は売春婦。口を揃えて彼らが言った。

『家族なんて、あんなモンはクソだ』

 その言葉を鵜呑みに出来るくらい、何時しか男は路地裏の泥臭さに染まっていった。毎日のようにようやく目に染みなくなった紫煙を吐き出しながら、酒を呷った。己の孤独に感謝して。擦り切れる心に何かを思いやる余裕などない。ただ、ただ、楽しめば良かった。さすがにこの一時が永遠に続くというような夢見る心地ではなかったが、それでもしばらくは当たり前のように過ぎていくと思われた。そんな日々はけれども、終わりを告げるのも唐突だった。

 気がつけば男は森の中。

 最初は自分の変化に全く気付かなかった。だが、月明かりの元で目を凝らせばその両手は獣のような毛に覆われ、爪は鋭く伸びきっている。縋るように清流が軽やかな音を立てる小川を覗きこんだが、時として真実は残酷な事実を突き付けだけだ。

 そこには一匹の狼がいた。

 三角形の耳は上を向いて立ちあがり、長い鼻面の先には湿った黒い鼻。男が驚愕のあまり開けっ放しにした口の隙間からは鋭い犬歯がぎらりと覗いていた。狼だった。森でも砂漠でもその遠吠え一つで家畜と人々を震え上がらせる獰猛な獣。しかも男は純粋な狼となった訳ではない。その両手は人の姿のまま五本の指を器用に扱うことが出来、何時も通り二本脚で立つことには何の努力もいらなかった。即ちその姿は正に狼人間。満月の晩に雄叫びをあげる、正真正銘の化物だ。

 その事実を受け入れるのには時間がかかった。

 何も出来ないまま、朝を迎え、そしてまた夜が来た。昼を越えて男は己の視界が夜でも恐ろしく開けていることに気付いた。狼の眼は人間の何倍も良い。それに遠くから聞こえる獣の遠吠え。苔生す岩の匂い。鋭敏になった感覚が否応にも周囲のありとあらゆる状況を収集して、取得する。気が狂いそうなほどの情報量。だが、それを微細に観察する余裕も今の男にはなかった。とにかく腹が減っていた。一体どれほどの時間、自分は食べていないのだろうか。この場所は自分の生まれ育ったあの町から、あの裏路地からどれほど離れた場所なのだろうか。そして、あの町を離れてどれほどの時間が経ったのか―。
 何一つ、男には知る術はなかった。ただ、痛いまでの空腹が男を、否、一匹の人狼を付き動かそうとしていた。
 よろよろと立ちあがり、食べ物の匂いを探す。それは時折周囲に現れる小動物のものではない。突然、狼となった男はそれらを食べ物とは認識できなかった。求めているのは火の通った肉。香辛料と油と肉汁までもが鼻孔の奥深くまで満たす。もしくは果汁の滴るフルーツ。脳髄が痺れるような甘さを心行くまで味わいたい。

 男はよろよろと立ち上がり、走った。狼と成ったせいかスピードは揺るぎなく、どこまでも走れるような気がした。露に濡れた柔らかい草を踏みつけ、驚いた羽虫さえも蹴散らして、幾つかの細い川を越えた頃、男は僅かな雑踏と人の気配を感じて立ち止まった。どうやら男は思った以上に人家に近しい森の中で行き倒れていたらしかった。

 すでに夜は明けかけている。森の中に現れた明らかに人が行き交った形跡のある道から僅かに離れた森の中を慎重に進んだ。やがて噎せるくらい甘い匂いを発するオレンジ色の花が絡みついた鉄製のアーチが見えてきた。街の名らしき文字が刻まれていたがそれを読み取ることは男には出来なかった。
 半円の向こう側に覗き見れる街は比較的、大規模なように見えた。少なくとも自分の住んでいたスラムとは違う清潔で豊かな雰囲気が漂っている。街の周りに外壁などはなく、森からは僅かな草地の緩衝帯があるのみだった。男は辺りを伺うと慎重に街の中に歩みを進める。商店と思しき家々はまだ戸口を開け放っておらず、まだ街は完全に目覚めていないようだった。男は物陰に身を隠し、そっと通りを覗き見た。どうしても確認したいことがあったからだ。けれども、朝早くから忙しなく歩く通行人たちは尾もなければ毛むくじゃらでもない所謂普通の「人」であり、ひょっとしたら皆が己のような獣の姿をしている特異な場所ではないかという儚い希望を男はあっさりと失った。しかし、そうであるならばともう躊躇はしなかった。幸いなことか盗みや強奪に罪悪感などまるでない。

 街が再度夜の暗闇に包まれるまで待ち、男はそっと人家に忍び込んだ。狼の身体は腕力まで強靭になっているようで、いともたやすく裏口の鍵は壊れた。盗みは簡単だった。抱えられるだけの有りっ丈の食べ物を盗み出して森へと持ち帰り、かきこむように食べつくした。久しぶりの満足感は男の身も心も安堵させ、その夜男は数日ぶりにぐっすりと眠った。

 来る日も男は盗みを繰り返した。金目のものには手をつけなかった。どれが高価なものなのか男にはわからなかったし、それに手に入れたところでこの身体では何処で金にして良いかもわからない。金は眼につけばくすねたが、やはり使うあてはなく、そのデザインから此処が全く己の住んでいた場所とは異なる場所なのだと再認識するだけだった。

 そうして何日経った頃だろうか。街の住民は裕福なのかそれとも緊張感がないのか、食糧泥棒に対して鈍感だった。さすがに人々の噂にはなっていたようだが、それでも夜毎街に降りて行き、朝には森へと戻る狼のことを誰一人突き止めることが出来た者はいなかった。男はひとまずの食が確保され、続いて酒や煙草も手に入れることに成功した。ぼろぼろだったズボンもとある家で拝借して新調することが出来た。靴やシャツは毛むくじゃらの身体にどうにも似合わず脱ぎ捨てたのだが、下半身だけはどうも抵抗があったのだ。
 不思議とうまくいっていた。人狼となった男は果たして孤児院の生活とスラムの生活を比較し、今が不幸かどうかを考え始めた。確かに見慣れない身体になってはしまったが、独りきりの男にとって自分がどういう姿形だろうとそれは大して問題ではなかった。腹いっぱい食えること、酒や煙草を楽しめること、眠れる場所があること、寒くないこと。それら全てを満たした今の生活は男にとって決して悪いものではなかった。孤独は全くもって問題にはならなかった。なぜなら、最初から男は孤独だったからだ。

 だから、その夜も何時ものように盗みを終え、人家の裏口から出てきた男が目の前に突然現れた青年(のように思われた)を見て最初に案じたのはこの生活が破綻することだった。

 白っぽい髪と長い睫毛に覆われた銀弾のような瞳を持つ青年は染み一つない真っ白なシャツを着て、月明かりを背にぼんやりと立っていた。人狼を目の当たりにしても取り乱す姿勢一つ見せず、ただその瞳は逸らすことなくじっと男を見つめている。華奢な肩と色素の薄い細い手首。縦に並んだ六つの貝釦が鈍く光って、まるで玩具の宝石のように見えた。
 青年を上から下まで見定めて、一瞬の内に男は判断を巡らせる。逃げるか、それとも。
 判断は素早ければ素早いほど評価される。それは男がこれまでの人生で痛感してきた一つの真理だった。盗み出したものを放り出し、目の前の青年の胸倉を掴む。その身体は驚くほど軽く、ほとんど抵抗など出来ない青年を人狼の暴力的とも言える怪力で引きずり、路地裏の暗闇に押し込んだ。突き飛ばした拍子にぶちっと布地が切れる音。それに覆いかぶさるように男は青年の首に手をかける。真っ白い首筋に獣の爪が食い込む。鋭いそれはいとも簡単に薄い皮膚を破り、真っ赤な血がするりと滴る様が見えた。鉄錆の匂いが鼻をつき、男の神経を更に荒げる。今まさに自分は他でもない誰かを殺そうとしている。その事実が暗闇から沸き起こるような暗い興奮を呼んだ。まるで狂っているかのように、否、実際に男は狂っていたのだろう。名も知らぬ土地。誰も知らぬ人々。変わり果てたその身。獣の身体。何もかもが彼を蝕んで奈落の底に落そうとしていた。そしてそれは他者への暴力という形で尚も男を貶めようとする。

 この時、彼は確かに目の前の相手を殺す気でいた。それは願望でも期待でも何でもなく、ただの結果となるべき事象だった。圧倒的な力の差。人狼と線の細い青年。非力な彼の首はそう時を待たずしてくしゃりと紙袋のように潰れてしまうはずだった。けれど。

「ねえ、」

 気がつけば感触が、なかった。掌と指先に伝わる体温と薄い脈拍。食い込んだ爪は何時の間にか弾かれている。まるで硝子にでも爪先を立てているかのような抵抗感。白い首筋に最初から何もなかったかのように傷跡一つ残っていない。何かが可笑しかった。否、それは男が気付いていなかっただけで。最初から、何もかもが可笑しかったのだ。何故、彼は深夜の街角で灯りの消えた人家の裏口に佇んでいたのだろう。何故、彼は己が死の淵に直面しているというのに抵抗一つ、男の手に指をかけることさえしないのだろう。何故、彼は、彼の瞳は。

「ねえ、何してるの?」

 こんなにも白く―

「ねえ、教えてよ」

 ―こんなにも。

「オオカミさん」

 口角が吊りあがった瞬間、青年の顔面には気味が悪いほどまでに美しい真紅の三日月が出来た。それはルージュなど引いているはずもない彼の唇が禍々しく赤色だったために見えた幻で、そして次の瞬間、男の視界の端にまるでその赤が飛び火したかのような真っ赤な色彩が広がった。
 一瞬、何が起きたかわからなかった。ただ、力を込めていたはずの右腕の感触が一瞬鈍い衝撃を伴って、そして消えた。反射のように視線を滑らせる。認識したくはないと脳は警鐘を鳴らし続けるが確かめない訳にはいかなかった。暗闇の中、浮かび上がるようにぶちまけられた赤色の色彩。その中に転がっていたのは―――獣の腕。黒っぽい毛皮に覆われたその強靭な二の腕は正しく、男の。

「う、わああああああああっ!!」

 悲鳴と共に弾かれたように男は走りだす。ぼたぼたと腕を失った肩口から落ち続けるレバーのような血の塊が毛皮もズボンもしとどに濡らしたが構っている暇はなかった。また、路地裏に落してきた自分の腕に思いをはせる余裕もなかった。
 あれは、化物だ。人の形をした化物。一瞬でも気を抜けば全身の震えが止まらなくなりそうな身体を叱咤して、男は走る。とにかく、逃げなくては。あの悪夢から。どんなことをしても、逃げなくては。さもなくば、自分が、殺される。

「待ってよ、オオカミさん」

 けれど男の願い空しく、声はすぐ後ろから追ってくる。人狼は風を切るように全力で走っているというのに、青年は先程まで首を絞められていたとは思えない軽快さと素早さで近づいてきていた。軽やかにスキップでもするかのような気配が背中に伝わってきて恐怖と困惑が男の心を蝕んだ。とにかく今の状況が尋常ではないことだけが男にわかる全てだった。この数日間では男にとって理解出来ない事象ばかりが起こっていたが、その中でも断然訳のわからない、危険な時が今だ。それは最早疑うべくもない。とにかくこの場から、あの青年から逃げることだけが全てだった。走る。無様でも愚かでもそれしかない。

「うーん、どうすれば待ってくれるんだろう?」

 追いかけてくる楽しげな、独り言。

「あ、そっかあ!」

 まるで子供のような無邪気さで。

「走れなくしちゃえば良いんだよね!」

 残酷残忍な言葉を紡ぐ。
 全力の逃走も空しく、次に衝撃が襲った時すでに男の視界は霞んでいた。遠くに見える円かな光に今日の満月をぼんやり思うことしか出来なかった。
 猫が鼠をいたぶるように。青年にとって男は虫けらも同然だった。ただ、目の前にいたから。ただ、自分の肌を掠めたから。ただ、逃げたから。追いかける。止める。いたぶる。そこに何の意味もない。意味など、ない。青年がゆったりとした足取りで追い付いてくる。靴音がコツコツと楽しげに石畳をつついていた。男は今や崩れ落ち、地べたに頬をつけてぼんやりと虚空を見上げることしか出来ない。何故ならば、男の強健を誇った両脚はもう、ないからだ。
 男は今までの自分の人生を思った。少なくとも自分は狩られる側ではないと思っていた。金はなかったが力には自信があったし、何より若さ故の蛮勇があった。獅子ではないが、鼠ではないと。そう信じでいた矜持のようなものは呆気なく崩れ去った。この世界には、暗闇の中には、満月の下には、とんでもない何かがいる。それは最早人ではなく、狼でもなく、まるで。

「……あく、ま……」
「え?なに?なんて言ったの聞こえなーい」

 男は今度こそ完全に意識を失った。

*****

 次に目覚めたとき、男は清潔な白いベッドの上だった。ほぼ正方形に近い部屋には格子窓があり、開け放されたそこからは心地よい風が吹き込んでくる。青い空と遠く眼下にはきらめく青い海。
 どこか夢見心地のまま自分の両手を見降ろすとそこには見慣れた獣毛ではなく、すでにどこか懐かしい日に焼けた肌があった。勿論、右腕も左腕もちゃんとある。そして白いシーツの下にはやはり、二本の脚。
 一瞬、何もかも夢かと思った。だが、しばらく瞬きを繰り返している内に自分が何か握りしめていることに気付いた。久方ぶりに感じる人の皮膚を纏った右手をゆっくり開いてみるとそこには、あの、白い、あの青年の爪のような貝の釦。

「お目覚めですか?」

 ノックの音と共に入ってきた女性のせいで悲鳴と共にそれを放り投げるタイミングを失い、男は仕方なく部屋に唯一あった入口の方へと視線を向けた。薄い靴底にタイトなスカートと変わった形の帽子をかぶった彼女は看護師のようにもメイドのようにも見えたし、また役人のようにも見えた。書類を抱えたままゆっくりした足取りでベッドの近くまで歩いてくると、男を安心させるようににこりと微笑んだ。

「ご気分はいかがですか?貴方はセイオルクの路地裏で発見されたのですが、幸いにも軽傷でした。所持品は……そちらの手に握りしめていらっしゃったもの一つでよろしかったですか?」

 同意を求めるように見つめられてやはり仕方なく男は頷いた。自分の所持品と言うには抵抗感があったが、それを否定する明確な理由と語彙も男は持ち得なかった。女性は安堵したように滑らかな口ぶりで続ける。

「貴方は到着者のようですね」
「………」
「此処は果ての世界と申します。貴方のように別の世界から流れ着く方々は少なくありません」

 突然の話に男は混乱を深めた。そうでもなくとも自分の身に起こったことが信じられないのに、続けざまに淡々と告げられる事実は完全に理解の許容を越えていた。セイオルク。到着者。果ての世界。流れ着く者。異世界。女の語る全てが男にとっては馴染みのない単語だ。しかし、そうした男の動揺を知ってか知らずかやはり淀みなく女は続ける。

「貴方には住居と後見人が斡旋されます。それから身分証明証と当分の間の生活費も」
「…………、」
「大丈夫です。この世界は貴方のような方々には優しいですから」

 そう言って女はふと男の掌に転がる小さな釦に目を留めた。元来柔和な目元を一層綻ばせて男の眼をじっと見る。まるで母親が子供を安堵させるかのように。恐らく彼女はそう訓練されているのだのだろう。この世界にやってくる意図せず故郷を離れることになった異世界の者をこの世界に嵌め込むために。不安なく滞りなく己の職務を全うするために。

「随分、大事に握りしめていらっしゃいました。失くされなくて良かったですね」
「…………ああ」

 何と答えて良いかわからぬ男は絞り出すようにそう答えた。そして、久しぶりに誰かとこうして会話したこと、更に自分の声が恐ろしくか細かったことに鈍い衝撃を受けた。それは痛みにも似ていたが、それよりも鋭利で何と名づけられぬ予感だけを男に与えた。
 これから一体どうなるか。此処が何処なのか。自分が誰かも見失いそうで眩暈さえ感じる。けれど、あの夜、あの痛み、あの恐怖。それだけは、恐らく忘れ得まい。それはずっと、きっと、この身体が灰になるまで、骨身に心に刻まれ続けているのだろう。悪魔の無邪気で残酷な哄笑と共に。真白き死神の満月の明かりのように。掌に残った貝の釦を再度緩く握り直して男は身の内に残る震えをそっと押し込めた。

*****

 こうして異世界から流れ着いたとある男は新しい名と新しい居場所を与えられ、少なくともしばらくの間は平穏な日々を過ごすことになる。そう、あの白い悪夢と再び交わるその日までは。



セイオルク - Seiork-

東方に位置する都市。海岸沿いに深く入り組んだ入り江を幾つも有し、漁業が盛ん。
中でもエラルド湾に面するエラルド漁港はセイオルクの中でも最高峰の水揚げ量を誇る。

セイオルクは古くはエルフの土地であったが、約千五百年前に他地方の漁民が定住し、
豊富な水産資源を利用して都市を築いたと言われている。

故に街の郊外にはエルフの森が多く残存している。
この世界における貴重な魔法一族である彼らは各地に集落を持っているが、
セイオルクの奥地にあるとされる集落が最も大規模だと言われている。
巨大な古代樹の生い茂る古の森はエルフたちの言葉で【トゥマ(はじまり)】と
呼び習わされていることからもこの地の重要性が窺い知れる。

歴史学者 ルーマ・クーロ著
『都市歴史探訪~東の章』より引用


2010/7/6

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