ibaraboshi***

home > 小説 > > 現代帝都主要人別改帳

現代帝都主要人別改帳

※本資料は帝都に住まう妖怪・半妖たちの所属組織や来歴を簡易に記載したものであり、軽微なネタばれを含みます。


警視庁第三特殊犯捜査 特殊能力対策係

- 斎木 銀色 (いつき ぎんいろ)
特殊能力対策係 係長。銀髪。本性は鬼。物腰柔らかな壮年の紳士だが、「特能の般若」と恐れられている。斎木金色の双子の弟。
登場作品:「現代猿蟹合戦 延長十回裏表」、「鬼とモンブランと私」、「人骨にて八重垣作る所業なれども」、「金銀二角揃いであれど道はなく」

- 西加 仁子(さいか にこ)
特殊能力対策係 西加班 班長。本性は化け蟹。普段はスレンダーな女性の姿に化けている。気苦労が多い。
登場作品:「無い物強請りのガールズトーク」、「現代猿蟹合戦 延長十回裏表」、「近所のラーメン屋《満願》」、「八脚狂言挿話」、「金銀二角揃いであれど道はなく」、「六畳一間の紅一点」

- 金城 三輪(かねしろ みつわ)
特殊能力対策係 金城班 班長。人間と鬼の混血。クールな女性に見えるが己の出自にコンプレックスを抱いている。
登場作品:「現代猿蟹合戦 延長十回裏表」、「牛鍋リップライナー」、「金銀二角揃いであれど道はなく」

- 周 紫摩(あまね しま)
特殊能力対策係 金城班。雪女と人間の混血。ウェーブのかかった栗色の髪にアーモンド型の瞳。東北地方出身でおしゃれ好き。三輪の良き理解者。
登場作品:「牛鍋リップライナー」

- ザンゲ(残華)
特殊能力対策係 金城班。雷獣と人間の混血。金髪金目。普段は茶トラ柄の猫の姿をしている。反抗期を引きずる少年。
登場作品:「牛鍋リップライナー」

- 園山 葉月(そのやま はづき)
特殊能力対策係 西加班。人魚と人間の混血。十八歳、高等学校中退。両親からネグレクトされ祖母に育てられたが、心優しく真面目な少女。
登場作品:「鬼とモンブランと私」、「日比谷発海底行き」

- 菩提 やまめ(ぼだい やまめ)
特殊能力対策係 西加班。妖怪さとりの能力を持つ人間。孤児院育ちで天涯孤独だが底抜けに明るく必要以上によく喋る。白いトレンチコートがトレードマーク。
登場作品:「菩提やまめの問心票~A村骨抜き殺人事件~」、「八脚狂言挿話」

- 都築 秋(つづき あき)
特殊能力対策係 金城班。本性は麒麟。雌雄を自在に変化でき、雄のときは千里眼、雌のときは治癒の能力を発揮する。美しく中性的な外見で常に慈愛の微笑みを絶やさない。
登場作品:「八脚狂言挿話」

- 総角 一条(あげまき いちじょう)
特殊能力対策係係長斎木銀色直属の配下。日本刀と尺八を携えた隻腕の虚無僧でその本性は嫉妬の鬼、橋姫。美しい少女の姿に隠しきれぬ鬼の角を持つ。京訛りで話す。
登場作品:「総角一条全仕事」、「人骨にて八重垣作る所業なれども」


警視庁警備部 通称・金色隊

- 斎木 金色(いつき こんじき)
警視庁警備部部長。双龍警備課課長兼務。双龍の護衛責任者。本性は鬼。冷徹な指揮官。斎木銀色の双子の兄。
登場作品:「金銀二角揃いであれど道はなく」

- 八塚 カケル(やつか かける)
斎木金色直属戦闘集団の一員。本性は八岐大蛇。黒髪黒瞳で切り揃えたショートカット。暗闇では目が赤く光る。妹の八塚ノボリと対の存在。鉄面皮だが、股のゆるい男狂い。八槍の使い手。
登場作品:「ファックユー!シスター!」、「浮世の弾みにララバイを」、「近所のラーメン屋 満願」、「八槍演舞」、「人骨にて八重垣作る所業なれども」

- 八塚 ノボリ(やつか のぼり)
斎木金色直属戦闘集団の一員。本性は八岐大蛇。黒髪黒瞳で姉より短いショートカット。暗闇では目が赤く光る。姉の八塚カケルと対の存在。口も手癖足癖も悪く、姉にも厳しい。八槍の使い手。
登場作品:「ファックユー!シスター!」、「浮世の弾みにララバイを」、「近所のラーメン屋 満願」、「八槍演舞」、「人骨にて八重垣作る所業なれども」

- オズ・クランチロット
斎木金色直属戦闘集団の一員。魔女。魔術師の名門、クランチロット家の息女だが現在は破門されている。ブロンドの髪にフォレストグリーンの瞳。金色の右腕的存在。
登場作品:「浮世の弾みにララバイを」

- 轟木 星子(とどろき しょうこ)
斎木金色直属戦闘集団の一員。ゾンビ。土気色の肌と黄色い歯を気にする年頃。臓物は腐っているので香水でなるべく匂いを誤魔化している。ばら撒かれると臭い。不死身。
登場作品:「浮世の弾みにララバイを」

- 神山 何時人(かみやま いつと)
斎木金色直属戦闘集団の一員。蠱毒を操る神山家の次男坊。サディスティックな性質で仕事はできるが諸々のコミュニケーションに難あり。目下の暴力対象は九尾。
登場作品:「浮世の弾みにララバイを」「気が触れればこの先狂奔の地獄なれど」、「カイコヒメ」

- 九尾 乱雨(くお らんう)
斎木金色直属戦闘集団の一員。殺生石の欠片を埋め込まれた元人間。卑屈な性格でこの世の全てを憂いている。何故か何時人に懐いており、擦り寄っては返り討ちにされている。狐火を操る。
登場作品:「浮世の弾みにララバイを」


裏吉原

- 善知鳥 蛭姫(うとう ひるき)
芦屋の楼主、善知鳥蛭妃の一人息子。亜麻色の長い髪に同色の瞳を持つ美丈夫。天才的な頭脳を持つが非常に自堕落。自分に言い寄ってきた者を人間妖怪問わず喰ってしまう悪癖がある。
登場作品:「狂い廓の猩々緋」、「斜陽猫又花魁道中」、「溝より内にて世はすべて」

- 善知鳥 蛭妃(うとう こうひ)
芦屋の楼主にして蛭姫の母親。裏吉原をはじめとしたあの世とこの世の狭間、マヨイガを生み出した張本人。

- 伊村 猩々(いむら しょうじょう)
芦屋の若い衆。本性は鬼火。真紅の髪が襟足だけ長い。大阪、船場の墓場で漂っていたところを蛭姫に拾われたため、彼の面倒を主にみている。関西弁。
登場作品:「狂い廓の猩々緋」

- 弥勒院 咲桜(みろくいん ささくら)
芦屋の花魁。源氏名は白羽太夫(しらはだゆう)。本性は白天狗。野心家で蛭妃の消えた芦屋を実質取り仕切っている。

- 角屋敷 綺麗子(すみやしき きれいこ)
芦屋の花魁。源氏名は淡海太夫(あわうみだゆう)。本性は西洋剣の付喪神。金髪碧眼の美女。可愛子とは義姉妹。
登場作品:「淡々日記~東西付喪神絵巻~」

- 角屋敷 可愛子(すみやしき かわいこ)
芦屋の花魁。源氏名は淡路太夫(あわじだゆう)。本性は刀の付喪神。黒髪黒瞳の美女。綺麗子とは義姉妹。
登場作品:「淡々日記~東西付喪神絵巻~」

- しぐれ
芦屋の禿。本性は五位鷺。淡海太夫付き。
登場作品:「冷たい肋骨の余剰」、「ひゅうどろどろ」

- みくら
芦屋の禿。本性はすねこすり。淡路太夫付き。
登場作品:「冷たい肋骨の余剰」、「ひゅうどろどろ」

- 杉乃(すぎの)
芦屋の振袖新造。源氏名は淡野(あわの)。本性は黒い毛並みに金の瞳を持つ猫又。淡海太夫、淡路太夫の妹女郎。
登場作品:「踏みつけたその柔らかい足の裏」、「斜陽猫又花魁道中」、「ひゅうどろどろ」

- 大瀧(おおたき)
芦屋の番頭新造。幽霊と幽霊画の付喪神の中間のような存在。生前の名はお滝という。
登場作品:「ひゅうどろどろ」

- 久木野々 千年(くきのの せんねん)
裏吉原揚屋町で「万年診療所」を営む医者。本性は火車。灰色の髪に黄色の瞳。冷ややかな美貌の青年だが、腕はよく患者の評判も上々。死体(骨格)愛好者。骸塚髑髏の恋人。
登場作品:「冷たい肋骨の余剰」、「火照り鬼灯」、「曼殊沙華咲く野の原にて」

- 骸塚 髑髏(むくろづか どくろ)
髪結い。本性はがしゃどくろ。屈強な体躯の青年で豪快な性格。人柄と職業柄、裏吉原一の情報通として知られる。寝ぼけてよく本性へと変わる。久木野々千年の恋人。
登場作品:「冷たい肋骨の余剰」、「火照り鬼灯」、「溝より内にて世はすべて」、「曼殊沙華咲く野の原にて」


西洋魔術結社

- トードリア
本名、轟木純子(とどろき じゅんこ)。雪水家の魔術師にして三賢者の一人。「最愛の秩序」 。通称、バジリスクのトードリア。ラヴェンナとマーヤの姉弟子にあたる。
登場作品:「ネクロマンティック劇場、閉幕」

- ラヴェンナ
本名、甲斐渚(かい なぎさ)。雪水家の魔術師にして三賢者の一人。「最強の番人」 。通称、ガーゴイルのラヴェンナ。トードリアの妹弟子であり、マーヤの姉弟子にあたる。
登場作品:「ネクロマンティック劇場、閉幕」

- マーヤ
本名、相馬九重(そうま ここのえ)。雪水家の魔術師にして三賢者の一人。「最悪の信仰」 。 表向きは聖ファルバ修道院の修道女。通称、ウロボロスのマーヤ。トードリアとラヴェンナの妹弟子。
登場作品:「信仰を食らう獣」、「ネクロマンティック劇場、閉幕」

- 京 雀王(かなどめ じゃくおう)
京家の魔術師。現当主京鷹王の次男。堕天使オリヴィエルを従えた魔術師。失踪した年の離れた兄を敬愛し、狂ってしまった弟に手を焼いている。
登場作品:「触らぬ悪魔に祟りなし」、「知らぬ神より馴染みの悪魔」

- 京 巳王(かなどめ みおう)
京家の魔術師。現当主京鷹王の三男。狂王オゼを従えた?京家の魔術師見習い。時折ぞっとするほど冷たい目をしてみせる引っ込み思案な少年。
登場作品:「触らぬ悪魔に祟りなし」

- 綺堂 百合睦(きどう ゆりちか)
綺堂家の魔術師。死霊を愛し愛される死霊術師(ネクロマンサー)。常に喪服を着込み、表情筋は基本的に死んでいる。
登場作品:「愛すべき死とともに死す」、「綺堂家の女」

- 綺堂 アヤメ(きどう あやめ)
綺堂家の魔術師。綺堂百合睦の祖母。優秀な死霊術師。かくしゃくとした老婆で、その一喝で悪霊を追い払うこともできる。
登場作品:「綺堂家の女」

- 小鳥遊 闇月(たかなし くらつき)
雪水家に所属する魔術師。元々双子の弟であった小鳥遊綾月(たかなし あやつき)を使い魔としている。本来雪水家で悪魔召喚は異端のため、組織では浮いた存在。
登場作品:「デッドロック・ブラザー・シンドローム」


その他

- 未草 麦(ひつじぐさ むぎ)
女子高生。天下無双。家に憑く土蜘蛛の八蘇と母親の三人暮らし。
登場作品:「麦踏みのニーチェ」、「麦食みのルサンチマン」

- 魚住 つづら(うおずみ つづら)
仁子の同居人。本性は陸人魚。厭世的でぼんやりしている。人間にまぎれて商社の事務として働いている。
登場作品:「無い物強請りのガールズトーク」、「六畳一間の紅一点」、「陸人魚、金魚売りと遭ふこと」

- 柴田 恭一(しばた きょういち)
男子高校生。妖怪がよく見える特異体質。のちの若手刑事、柴田。
登場作品:「あなたのとなりの大妖怪~男子高校生柴田恭一の視界~」、「綺堂家の女」

- 神山 凛理(かみやま りんり)
神山家の蟲毒師。幼い頃から兵蟻とともに過ごしてきた「人間の女王蟻」。蟲を愛し、蟲を信じ、審美眼の狂った蟲毒師らしい蟲毒師。
登場作品:「黒鎧の騎兵」、「カイコヒメ」

- 神山 甲斐無(かみやま かいな)
神山家の蟲毒師。神山本家の遠縁にあたる平凡な術師。何時人や凛理とは幼馴染。
登場作品:「鳴かぬ蛍が身を焦がす」、「カイコヒメ」

- 狭山 流雨子(さやま るうこ)
妖怪の力を得た人間。その能力から雨女とバンシー(泣き女)の複合型と推測される。自己主張が少なく、小声で話す。背が高くて目立つのが悩み。
登場作品:「犬も歩けば雨に降られる」

- 尾上 シキ(おがみ しき)
犬神憑きをルーツとする尾上家の犬神……なのだが、生まれは少々複雑で尾神の母と尾上の父の間に生まれたハイブリッド。女子陸上部のエース。短髪で一人称は自分。
登場作品:「犬も歩けば雨に降られる」


七つの大罪

- ベルフェゴール
怠惰の天魔。巨大な眼球に羽の生えた魔獣に乗って移動する。その目は三千世界をみとおす千里眼。基本的にぼーとしているが、鋭利な思考の才人。ハニーブロンドに緑眼。白皙の肌をした美少年。

- マンモン
強欲の魔竜。金銀財宝をこよなく愛するドラゴンが本性。常に自慢のお宝で自身をきらびやかに着飾っている。欲しいものは何をしてでも手に入れる。暗緑色の短い髪、黄金色の瞳。竜族の尻尾だけは常に露出している。

- サタン
憤怒の魔王。浅黒い肌をした屈強な男。彼の憤怒は行きつくところまで行きついて、最早今の彼は燃え尽きた灰のように静かに口をつぐむだけだ。けれど、決して彼の怒りは死んでいるわけではない。灰色の髪、真紅の瞳。

- ベルゼブル
暴食の権化。180cm超えの長身の女悪魔。豪快で深いことは気にしない。かつての王者の風格を残すものの、自らの欲望に背くような真似はしない。煤けた金色の髪、褐色の瞳。肩に髑髏の紋様がある。

- アスモデウス
色欲の魔神。小柄だがしっかりとした骨格を持つ武人の女悪魔。何よりも戦場の高揚を愛するが、普段は理知的に振る舞っている。黒髪、ピンク色の瞳。ただの鉄剣一振りで大天使すら殺してみせるが、本来は魔剣ヴェルヴェレッタを持つ。副官に熱砂の妖婦グレモリー。

- レヴィアタン
嫉妬の大海。少女の姿をした悪魔。感情の起伏が薄く、常に穏やかな笑みを浮かべている。その実情は性酷薄にして、残酷。彼女が連れている黒い生き物は陸上最大の魔獣ベヒモス。白銀の髪、薄青色の瞳。副官に射貫く視線ハイドラス、海魔の女帝フォルネウス。

- ルシフェル
傲慢の堕天。高貴なる者、神に並び立つ者。それに相応しい美しい容姿に才能、気品を持つが、本来はすこしぼんやりした好青年である。ブロンドの髪、青い瞳。副官に白の悪神アーリマン、赤の邪神モレク。


2019.06.30

新しい記事
古い記事

return to page top