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現代帝都

現代帝都 真夏の昼の夢
一次創作/現代帝都/約1600字/とある時代のとある京家の魔術師と彼女の使い魔たる悪魔(2017年8月11日)
現代帝都 黒鎧の騎兵
 それは警告音だった。硬い殻に包まれた細い脚がお互いに小さく振動しながら触れ合い、擦れ合い、微細な擦過音を作り出す。生まれ出でた音は空気を伝わり、彼らの「共存者」である蠱毒師へと届く。  彼らと蠱毒師の間には特別な友情が […](2017年7月17日)
現代帝都 とある女王の死
 日の差さない北向きの部屋にはしんと冷ややかな空気が満ちていた。障子戸から入り込む光は極弱く、床の間に置かれた花瓶の影は亡霊のように薄い。他に調度品の類は一切なく、まだい草の匂いを微かに残す畳には一人の男が膝を揃えて座る […](2016年12月23日)
現代帝都 一匹道中涯てもなし
 心地よく晴れたある小春日和のこと。  常に誰もが多忙を極める神山家の蠱毒師にしては珍しく仕事も家庭内の用向きもなく、ぽっかりと時間が空いた神山何時人は屋敷の縁側でぼんやりと空を見ていた。青い空には点々と綿雲が浮かび、ふ […](2016年11月23日)

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