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2019年7月

超短編 第170回「さかもりあがり」

500文字の心臓」参加作品。第170回「さかもりあがり」


 坂森東。読み、さかもりあがり。都内在住。勤務地、麹町、保険会社の総務部に派遣社員として勤務。二十五歳。出身地、鹿児島県。大学入学とともに上京。二十六歳までに人を殺すことが決まっている。現在のところ前科なし。配偶者なし。必ず定時に帰る。異常なほど坂道の凹凸を恐れる。職場の飲み会には参加しない。最近の悩み、壁のシミが囁く声を頻繁に聞くこと、東京タワーのてっぺんに立って投げ捨てた凶器がまるでクライマックスみたいに落ちるのを夢で見ること。

【更新】現代帝都「雨晴れて骨を忘る」

「雨晴れて骨を忘る」
約5700字。続・雨降り女と犬神少女。依頼を受けた二人は幽霊騒ぎが起きている学校に侵入するが…?

拙者、年下の相手の名前は呼び捨てなのに敬語が抜けきれない年上のお姉さんが好きすぎる侍と申す者。

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