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2017年4月

刀剣乱舞 キミがタメ(物吉貞宗、後藤藤四郎)

※妄想です※


「物吉、頼んだ」
「はい!みなさんに幸運を!」
 江戸城調査任務が下った本丸では連日調査部隊の派遣が続いていた。中でも必ず部隊長を命じられるのは物吉貞宗。無銘刀ながら携えて戦に出れば負けを知らぬとの逸話から徳川家康公に寵愛された貞宗派の脇差だ。物腰は穏やかで、華奢な体躯、緩くうねった蜂蜜色の髪に同色の瞳。柔らかい花弁を持つ花が綻ぶが如くの笑みは嫋やかなれど、戦場に立てば刀の矜持を忘れぬ横顔を見せる。
 そんな彼が此度の任の部隊長に指名される理由はただ一つ。それは彼が持つ「幸運の刀」という肩書きをおいて他にない。即ち物吉貞宗が選ぶルートに不要な敵はなく、ことごとく宝箱を見つけ、必要最低限の距離で脱出ゲートへと辿り着く。ゆえに部隊は最高の効率で最大の結果を得ることができていた。道中も危険を察知した場合は物吉がいち早く伝令を行うため、奇襲を受ける心配もなく、部隊はどちらかというとのんびりとしている。主も通常ならあまり機会のない部隊構成や戦術を実験的に試そうと考えているのだろう。普段は同じ粟田口派の短刀とともに夜戦へと出陣することの多い後藤藤四郎が珍しく物吉貞宗と同じ部隊なのもそういった理由があってのことだった。
 江戸城に潜入してから早一刻。道筋はそろそろ中盤に差し掛かろうかというところらしい。部隊の先頭に立ち、なんの迷いもなく歩を進める物吉の隣に並び立てば、相変わらずのにこやかな笑みが後藤を出迎えた。
「すげーよなお前」
 何かしら向こうから声をかけてこようとしたのを先制して遮ると、開きかけた口がぽかんと開く。そのまま首を傾げた物吉はなんのことかと真剣にわからないようだったが、後藤が幸運の刀ってやつ、と言い添えるとようやく察したのか、ああと緩く笑ってみせた。果たしてその笑みはいつものように穏やかなものに後藤には見えたのだけれど、しばらくすると彼はそれをどこか困ったように変えて、躊躇いがちにこう続けた。
「でも、どこの本丸のボクもこうではないと思いますよ?」
 虚を突かれ、後藤は思わず意味のない母音で聞き返してしまう。一方、物吉はその反応が予想の範疇だったのか、あくまで進軍の速度を緩めないまま、けれど常にない饒舌で語りだす。
「この幸運を呼ぶボクはあくまで主様の認識の元で成り立ってるというか…確かに元々ボクは幸運の刀なんて呼ばれてましたけど、それは語り継がれた逸話であって、もっと言えば偶然とかそうあって欲しいという願望であって、『真実そうであるか』なんて確かめようもないじゃないですか。でも今のボクの主様は愚直に、いえ極めて純粋にそれを信じてくださっている。だからボクはそれに相応しい幸運の刀であることを望み、ゆえにボクは幸運の刀として存在し得るんです。とはいえ、鶏が先か卵が先かって話にはなってきちゃうんですけど……」
 おそらく頭上に大量に飛ばした疑問符が見えたのだろう。ちょっと難しかったですかね?と気遣うように言った物吉にむっとする。確かに話の内容はよく理解できたとは言い難いが、要するには。
「つまりそれって大将が物吉のこと信頼して、期待してるってことだろ?」
「え?」
「だったら胸張ってればいいだけだろ。お前は大将の大切な刀で、お前はそれに相応しく立派に刀やる。それでいーじゃん」
「……キミって本当に…」
 何かを言いかけた物吉は言葉を途中で飲み込む代わりにふふっと喉の奥で笑ってみせた。それが決して嫌な感じがしなかったものだったから、後藤もつい言葉を見失ってしまう。
 物吉貞宗。幸運を運ぶ刀。眩いばかりの純白の同胞は光の下、晴れやかに笑ってみせた。
「確かに、後藤くんの言う通りですね!」


2017.04.02

雑記 それはそれとて桜咲くとて



 気が付けば4年もやっていたTwitterを閉めることにしました。本当に特段深い理由はないのですが、お気遣いいただきましてありがとうございます。
 今後はこちらのブログに日々徒然やらハマってるゲームのことやら書いていこうかと思ってます。これまで以上に雑多な感じになりますが、ふん!アンタの創作にしか興味ないんだからね!という方はページ下記のタグ一覧がお勧めです。指定のタグが付いたページのみ選出して表示してくれます。



 さて、こんな事務的な話ばかりではつまらないので、今私がドハマりしてるFGOの話でもしましょうかね。いやさせてくれ。
 独断と偏見のサーヴァント解説?ご紹介?なんかそんなの置いておきます。六章の途中まで進めていますが、ストーリー的なネタバレは特にありません。

「雑記 それはそれとて桜咲くとて」の続きを読む

雑記 花さかり

 
 こんな景色を見ていると桜も一年咲けばいいのになあと思ってしまいますね。実際はぱっと咲いてぱっと散るから美しくて有難いんでしょうけども。

雑記 ドット絵


 習作。ドット描画ツールEdgeで描いてみました。うううん次はもうちょっと大きいサイズでチャレンジしてみます…

雑記 満開!

 

 

 

今日は愛機OLYMPUS E-PM2と!撮影地は駿府城公園周辺です。※クリックすると原寸大で開きます。サイズ大です。

FGO びっくりするほどバーニング


 やっと高難易度の鬼の副長も倒せたのでひとまずお終いかな…お疲れ様でした!あとは茶々の最終再臨じゃ!

2017.04.16 fanarts FGO 「煉獄の抱擁」

「煉獄の抱擁」
FGO二次創作/約2000字/男主人公、茶々/茶々の宝具と絆レベル台詞のネタバレあり

 更新のお知らせです。茶々の絆レベルの台詞に撃ち抜かれまくりなので書きたいとこだけ書きました。記載通り多少のネタバレがありますのでご留意ください。というか茶々育ててくださいお願いします…!
 スキル使うときにひっくり返るモーションってランダム発生なんですかねー昨日初めて見ました。かわいい。

FGO 第6章

 フレンドのオリオンさんが奇跡的にノーコンでモーさん倒したけど、まだ第8節とか嘘だろ……('、3_ヽ)_って思ってたら三蔵ちゃんだ!三蔵ちゃんだ!てか、そういえばいたな三蔵ちゃん!今この瞬間まで完全に忘れてた!!

三蔵ちゃんかわいいよね。御仏パワーは物理。

FGO 第6章クリア!


 終わったああああ!終わったよおおお。゚(゚´Д`゚)゚。
 6章始まったときは最初からクライマックスだな!!って思ったけど、終わった今となっては最初から最後までクライマックスだな!!??が正しかった…('、3_ヽ)_終盤はもう石がモーニングスターに見えてきて…ラストバトルは何個でも使ってやらああ!の気概で臨んだけど1個で済んでよかった…おのれ円卓もうおまえらとは戦うものか!はようちのカルデアに来なさい!!

雑記 徳川美術館

 

 名古屋市にある徳川美術館に行ってきました。
 特別展示の「粟田口大集合」では粟田口の刀剣を中心に展示し、常設展では千代姫の輿入れ道具も見られ、かつ特別企画展「金と銀の国ジパング」でもきんきらきんのお品をこれでもかと見れて大変充実した内容でした。特に鯰尾藤四郎と後藤藤四郎は一度お目にかかりたかったのでようやく会えて嬉しかったです!鯰尾藤四郎は元脇差だけあって大振りで力強く健全な印象、後藤藤四郎は吉光の短刀の中では大振りですがそれでも短刀らしいサイズ感と吉光では珍しい乱れ刃が印象的でした。もっとすっごく乱れてる刀も見たことあるのでそれに比べれば控えめかなと思いましたが、吉光はほぼ直刃なのでその中ではってことなのでしょうか。また徳川美術館の刀が基本的に研ぎなおしをしていないとのことで、刃文は確認しづらくなっているそうです。その分当時の研ぎの状態を確認できるため、貴重な資料となっているのだとか。

 

 喫茶室で鯰尾藤四郎の名前を冠したお菓子もいただきましたよ。すっごく美味しかったです!持って帰りたいぐらい!老舗の和菓子店さんが作ってくださっているそうです。黒文字も鯰尾藤四郎を模してるんですよ。切れ味抜群です(笑)

 

 庭園では青もみじがものすごく綺麗でした。広大な敷地内に大きな池があるのですが、木立の合間にもシャガ、山吹、野茨が咲き、新芽と名残の花を付けた桜もそれはそれで美しかったです。あと牡丹がたくさん植えられていてこちらも今が盛りのようでした。



 というわけで中心地からはちょっと離れてますが、景観含めて大変よいところでした。また機会があればお伺いしたいです。写真は名駅で食べた味噌カツカレーです。おいしかった。

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